「壁バド→ゼルネ」という戦略が、ポケモンソード・シールドの対戦で三桁と四桁のレートを分ける境界線を超えて人気が高まっています。この戦略において重要なのは、バドレックスというポケモンの壁役を使い、その後にゼルネアスを投入することで相手を圧倒することです。しかし、初期配置や個体の育成を間違えるとスムーズに展開できず、終盤まで持ち越せないこともあります。そこで、ここではこの戦略の“先”を行くためのコツをお伝えします。
まず、バドレックスの役割は、相手の攻撃を受けつつ動きを封じることです。バドレックスの耐久力を活かし、毒ややけどなどの状態異常をもらいながら、相手の攻撃を跳ね返します。次に、ゼルネアスを出すタイミングが重要です。バドレックスが相手に大ダメージを与えた深夜に投入すると、相手が受け止めきれずに展開できる可能性が高まります。
また、相手の手持ちを読み、バドレックスが動けなくなったらゼルネアスを送り出すのも有効です。ここで大事なのは、ゼルネアスの動きを一手余計に見ておくこと。相手のポケモンが倒された際に後手に回らないよう、一手余計に考えることが重要です。
さらに、バドレックスの型を変えることで、相手の読みを裏切ることができます。相手が特殊攻撃ポケモンであると読んでいる時に物理耐久型を投入することで、相手の展開を阻止することができます。
最後に、ゼルネアスの設定は“対猫”重視にすると良いでしょう。ソード・シールドには“ネコ専用”と呼ばれる猫ポケモンが多数存在し、ゼルネアスもそういったポケモンに対応しないと勝てないことがあります。そのため、ゼルネアスの技構成や個体の育成を対猫重視にすることで、より安定した戦いができるでしょう。
壁バド→ゼルネの展開は厳密な手順を守らなければうまくいかない戦略ですが、上記のポイントを押さえることで相手を圧倒し、戦いを有利に進めることができます。ぜひ参考にしてみてください。
