600族詐欺のポケモンとは1996年に発売されたゲーム『ポケットモンスター 赤・緑』に登場する、架空のポケモンのひとつである「メタモン」の詐欺を指します。メタモンはゲーム内に登場する特殊なポケモンで、他のポケモンの姿や特性を変化させることができることで有名です。しかし、実際にはメタモンを入手する方法が非常に難しく、200匹以上のポケモンの中から特定の種類のポケモンを選択し、そのポケモンを倒すことで手に入れることができます。
しかし、メタモンの存在や入手方法についての嘘情報が広まり、当時はインターネットが普及していなかったために手に入れることができないと信じた多くの人が、メタモンを手に入れるためにゲーム内のポケモンを集めることとなりました。これが「600族詐欺」と呼ばれるようになり、98％もの人がまんまと騙されるほどの大きな事件となりました。
しかし、実際にはメタモンを入手することは不可能ではなく、正しい手順を踏めば入手することができます。また、後のシリーズでもメタモンは登場し、入手方法も簡単になっています。
このように、ポケモン界でも騒がれた600族詐欺は、「メタモン」という特殊なポケモンの存在を知らしめるきっかけとなった出来事であり、ポケモンの歴史の一部とも言えるでしょう。
