ある日、ポケモンの世界に住むみず・じめんタイプのポケモンたちが集まるグループ、「みず・じめん組」がありました。
みず・じめんタイプのポケモンは、水タイプと地面タイプの特徴を持っているため、同じタイプのポケモン同士、仲が良いと言われています。
しかし、このグループには1匹だけ仲間外れがいます。それはナマズンというポケモンです。ナマズンはみず・じめんタイプではあるものの、見た目がナマズのような不思議な姿をしているため、他のポケモンたちからはちょっと違う存在として見られてしまうのです。
みんなが一緒に遊んでいる中、ナマズンはいつも一人ぼっちでした。だけど、ナマズン自身はほかのポケモンたちと同じくみず・じめんタイプの仲間たちと一緒に過ごしたいと願っていました。
ある時、ナマズンはみず・じめん組のリーダーであるタルカプルが困っているのを見つけました。タルカプルは地面タイプの弱点である水タイプの攻撃を受けて倒れてしまったのです。ナマズンは水タイプである自分の特技である「どくのこな」を使って、タルカプルを治療しました。
その優しさに感動したタルカプルは、ナマズンをグループの一員として受け入れることを決めました。ナマズンは喜びのあまり、涙を流して喜びを表現しました。
それ以降、タルカプルを含めたみず・じめん組のポケモンたちはナマズンを仲間として受け入れ、一緒に楽しい時間を過ごすことができるようになりました。
ナマズンの優しさと強さを知ったみず・じめん組のメンバーたちは、見た目やタイプの違いを超えて、仲間として大切にすることの大切さを学びました。そして、ナマズンもこれからはみんなと一緒に楽しく過ごしていけることを心から喜んでいます。
