鬼パワーウサギとは、ポケモン剣盾に登場する特殊な戦法で、主に「ホルード」と呼ばれるポケモンを中心としたパーティー構成のことを指します。ホルードは、非常に高い特殊攻撃力を持ち、さらに特性「しんりょく」によって自身の技の威力が上がるため、強力な火力を発揮することができます。
鬼パワーウサギの最大の特徴は、「禁伝技」である「てんしのはどう」を覚えたホルードが多く使われることです。通常、禁伝技はバトルタワーや公式大会などの一部でしか使用することができませんが、鬼パワーウサギではこの禁伝技を使用することで相手を圧倒することができます。
さらに、鬼パワーウサギはホルードだけでなく、他のポケモンとの連携も重要です。例えば、ホルードが弱点を持つドラゴンタイプのポケモンには「しんりょく」が発動せずに通常の火力で勝負することが困難です。そこで、ホルードの弱点であるドラゴンタイプの攻撃を無効化する「りゅうおうのいぶき」を持つポケモンを連れていくことで、ホルードの弱点を補うことができます。
鬼パワーウサギは、ホルードの高い火力と禁伝技の使用に加え、他のポケモンとの相性を考えた上手な使い方ができるプレイヤーにとっては非常に強力な戦術となります。そのため、ホルードの使用率が非常に高く、最近では公式大会でも使用が制限されるなど、その強さが注目されています。
