ポケモンの種族値（SV）とは、ポケモンの能力値を表す数値のことです。一般的に、ポケモンの種族値は固定されており、個体ごとに変化することはありません。しかし、実はいくつかのポケモンには、隠された衝撃の小ネタが存在します。今回は、ポケモンのSVにまつわる秘密を5つ紹介します。
1.「スカーレット・バイオレット」のポケモン
「スカーレット・バイオレット」は、図鑑番号55番のポケモンです。元々は「ガラガラ」の進化系とされていましたが、後に単独のポケモンとして追加されました。その際、他のポケモンと同様に種族値が再調整されましたが、なぜか攻撃力が通常のガラガラよりも低く設定されました。このため、レアなポケモンであるにもかかわらず、バトルで活躍することは難しいと言われています。
2.「フースーランド」の沈黙のアーマー
「フースーランド」は、「ジグザグマ」の進化系でありながら、通常のコイルと同じ種族値を持っています。しかし、なぜか「ジグザグマ」には種族値を変化させる進化が存在しません。このため、「フースーランド」は優秀な能力を持っていますが、進化前の「ジグザグマ」の時点でも十分強いため、進化が進まずに困るプレイヤーもいます。
3.「アブソル」の守備力に注目
「アブソル」は「ポケモンルビー・サファイア」に登場した新しいポケモンで、デザインや性能の面で人気を集めました。その中でも注目すべきは、攻撃力よりも守備力が高いことです。実はこの逆転現象は、「ポケモンルビー・サファイア」の開発中に誤って設定されてしまったもので、元々は攻撃力の方が高いはずでした。
4.「クロバット」の跳躍力
「クロバット」は、「ズバット」の進化系でありながら、種族値に大きな差があります。特に、攻撃力が約3倍にもなっています。これは、「クロバット」が脚力を鍛えていることに由来しており、「超氷のしらべ」や「トリックルーム」などの技で、相手の攻撃を受けずにダメージを与えることができるのです。
5.「ヒトカゲ」と「ゼニガメ」の種族値の違い
「ヒトカゲ」と「ゼニガメ」は、どちらも初代ポケモンのスターターポケモンとして有名です。しかし、種族値を見ると「ヒトカゲ」の方が高く設定されています。これは、ゲームバランスを考えて、「ヒトカゲ」が有利になるよう適宜調整されたものと考えられます。
以上がポケモンSVにまつわる秘密の小ネタ集でした。ポケモンは数多く存在する種族値の中でも、これらの隠された仕様があるため、プレイヤーも常に新しい発見ができる魅力のゲームです。是非、自分の手持ちポケモンの種族値を確認し、これらの小ネタについてもより深く知ってみてください。
