ポケモンGOのGOバトルリーグで、マスタープレミアクラシック（マスプレ）において、あまえるという技を持つポケモンの使用率が急増しています。あまえるは、相手のポケモンの精神力を下げる効果がある技です。今回は、このような環境変化について考察していきたいと思います。
まず、あまえるが激増した背景には、最近の弱体化が考えられます。過去、あまえるは非常に強力な技で、使用率も高かったのですが、最近ではダメージ量が減らされるなどの調整が行われたため、弱体化したと言えます。そのため、今まであまえるを使用していなかったトレーナーも、改めてその強さを認識し、使い始めたというわけです。
また、マスプレはCP（コンバットポイント）制限がないため、通常のリーグよりも強力なポケモンが多く使われます。その中でも、あまえるは高いCPを持つポケモンであり、特にマスプレにおいては活躍できるポケモンの一つと言えるでしょう。
さらに、マスプレでは、光の壁やどくどくなど、ステータス異常を無効化するポケモンが多く見られます。そのため、あまえるのような精神力を下げる技は、有効な戦略として選ばれることが多くなったのではないでしょうか。
しかし、実際に25戦潜ってみると、あまえるに対して効果的なポケモンも増えてきており、あまえる中心の環境ではなくなってきています。また、まだまだ多くのポケモンが使われており、あまえるが激増したとはいっても、全体のバランスは大きく崩れているわけではありません。
以上から、たしかにあまえるの使用率は上昇しているものの、それが環境を大きく変えたとは言い切れないと考えられます。今後も新たなポケモンや戦略が生まれてくる中で、環境は常に変化していき、トレーナーもそれに対応していくことがポケモンGOの醍醐味の一つだと言えます。
