「麻痺と火傷の二重奏(ハバタクカミ＆ウルガモス)」は、ポケモンスカーレット・バイオレット (SV) の戦略の一つです。この戦略は、ポケモンの特性や技を駆使して相手のポケモンを麻痺状態と火傷状態に同時にさせることで、相手の攻撃力を大きく下げることができます。
まず、麻痺状態とは、相手の攻撃力やスピードを1/4に減少させる状態異常です。火傷状態とは、相手の攻撃力を1/2に減少させる状態異常で、さらに毎ターンダメージを受けることになります。
この戦略の主役である「ハバタクカミ」と「ウルガモス」は、それぞれ「ほろびのボディ」と「じゅうなん」の特性を持っています。ほろびのボディは、相手の物理攻撃を受けると相手も麻痺状態になる効果があります。じゅうなんは、相手の特殊攻撃を受けると相手も火傷状態になる効果があります。
また、ハバタクカミは「ほのおのキバ」を覚えることができ、ウルガモスは「かえんほうしゃ」を覚えることができます。どちらも強力な火属性の技ですが、ほのおのキバは相手を火傷状態にする確率が高く、かえんほうしゃは相手を麻痺状態にする確率が高いです。
このように、ハバタクカミとウルガモスの特性と技を組み合わせることで、相手を麻痺状態と火傷状態に同時にさせることができます。さらに、他のポケモンの支援を受けることで効果を高めることも可能です。
相手のポケモンが麻痺状態で動きが遅く、火傷状態で攻撃力が弱まることで、自分のポケモンが有利な状況を作ることができるのがこの戦略の最大の特徴です。しかし、相手のポケモンの特性や状況によってはうまくいかないこともありますので、状況判断が重要になります。
