そもそも、「種族値」とは、ポケモンの強さを数値化したもので、攻撃力や防御力などの各能力値を合計したものです。その合計値が高いほど強力なポケモンといえます。
その中でも特に注目されるのが、合計種族値が最弱となるポケモンです。今回は、その中でもSVというポケモンの特性を持つヒマナッツについてご紹介します。
ヒマナッツは、第二世代から登場したポケモンで、合計種族値は仲間の中でも最弱です。しかし、その弱さを補う特性「SV」を持っています。この特性は、天気が晴れのときにヒマナッツの攻撃力を上げ、普段よりも強力な攻撃ができるというものです。
この特性を活かすために、ヒマナッツをパラドックスと呼ばれる環境で使うことが重要です。パラドックスとは、晴れの天気が永遠に続く特殊なルールのことで、ヒマナッツの特性が常に発動している状態になります。
そのため、パラドックス環境では通常よりもヒマナッツの攻撃力が高くなり、実際にゲームをプレイするゆっくり実況などでも大活躍することができます。
しかし、パラドックス環境は非常に珍しいルールであり、普段のポケモンの対戦ではあまり活躍できないというデメリットもあります。また、ヒマナッツ自体も合計種族値が低いため、晴れ以外の天気では弱いポケモンとなってしまいます。
つまり、ヒマナッツはパラドックス環境では際立った活躍を見せることができ、その弱さを補う特性が活かされる一方で、普段のポケモンのプレイではあまり活躍することができない特殊なポケモンと言えるでしょう。
