レギュレーションDとは、ポケモンのプレイヤーが競技で使用するポケモンやアイテム、ルールを制限するためのルールセットのことです。このレギュレーションDで使用が解禁されたポケモンが「強すぎる」と言われるのは、そのポケモンが戦闘で圧倒的な強さを発揮することができるためです。
具体的に言うと、ポケモンSVと呼ばれるポケモンの個体値（種族値）が、非常に高いポケモンが解禁されました。個体値とは、ポケモンの能力を決める重要な要素の一つで、高い値を持つポケモンは通常よりも強力な能力を持つことができます。
例えば、今回解禁されたポケモンの中には、攻撃や素早さが非常に高いとされる「サザンドラ」や、「カプ・コケコ」などが含まれます。これらのポケモンは、その高い個体値により、通常のポケモンとは比べ物にならない強い攻撃力や素早さを発揮することができます。
また、レギュレーションDでは、特定のポケモンが同時に複数体使用することができる「レジェンドスポット」というルールも採用されています。これにより、レジェンドポケモンである「ゼラオラ」や「ミュウツー」を同時に使用することも可能になります。これらのポケモンは通常のポケモンとは比べものにならない強力なステータスや特性を持っているため、同時に使用することでその強さがさらに増します。
つまり、レギュレーションDでは非常に強力な個体値や特性を持つポケモンが大量に解禁されたため、戦闘のバランスが崩れてしまい、ポケモンを選択する上で非常に重要な要素である「タイプ相性」や「技の組み合わせ」が軽視されるような戦い方が多くなっています。
しかし、プレイヤーにとっても楽しめるよう、レギュレーションDのルールは定期的に更新されるため、次のルールセットでは禁止されていたポケモンが解禁されたり、新たなポケモンが登場したりすることでバランスの調整が行われます。そのため、強すぎるポケモンが解禁されても、歓迎されることもあります。
レギュレーションDで解禁された強すぎるポケモンを使用すると、勝利を手にすることができることもありますが、それだけではなく、弱いポケモンを使うことで自分のスキルを磨くことも重要です。ポケモンの魅力はそんな多様性にあると言えます。
