今日本ではポケモンと言えば、ピカチュウやサトシたちの冒険を連想する人が多いかもしれません。しかし、実はポケモンには多くの種類が存在し、その中にはポケモンのように見えるものもあります。今回は、ポケモンの中でも「実はポケモンではない」と言われる2つの生き物をご紹介します。
まず1つ目は、カイオーガというポケモンです。カイオーガは水の力を操る伝説のポケモンとして知られていますが、実は海に生息する架空の生き物ではありません。実際に存在するのは、オオカミウオという魚です。オオカミウオは、カイオーガのように背びれがある青い魚で、威風堂々とした姿をしています。ポケモンのデザインを担当した今村さんは、オオカミウオが好きだったため、その姿をカイオーガに取り入れたようです。そのため、カイオーガの顔にはオオカミウオの特徴的な顔の形が見られます。
2つ目は、モルペコというポケモンです。モルペコは、電気と闇の力を併せ持つポケモンとして登場しましたが、実はカワウソという動物がモデルになっています。カワウソは夜行性で、暗い海に生息することから、闇の力を持っているかのように見えるのでしょう。また、モルペコの口の中の赤と黒の二色は、カワウソの顔の模様を反映しています。カワウソは元々アロラのポケモンデザインのコンセプトとして採用された動物で、今ではモルペコのように世界中で愛されるポケモンとなりました。
以上、実はポケモンではないポケモンの2つを紹介しました。ポケモンのデザインは、実在する動物や物からインスピレーションを受けています。今後もさまざまなポケモンが登場するかもしれませんので、ぜひ注目してみてください。
