『ポケモンBW』は、『ポケットモンスター』シリーズの第5世代にあたる作品です。その中で、ライバルの一人であるゲーチスは「影薄ポケモン」と呼ばれる特殊なポケモンたちを集めていました。今回は、ゲーチスが使っていた影薄ポケモンたちを紹介しながら、その強さを検証していきたいと思います。
まず、影薄ポケモンとはどのようなポケモンなのかというと、特殊なタイプの技「影薄(かげうす)」を覚えるポケモンを指します。この技は、自分の身をかくすことで相手の攻撃をかわすことができるものです。そのため、影薄ポケモンは強力な攻撃を受けることなく、戦闘を有利に進めることができます。
ゲーチスが最も得意とするのは、ゴツメアイスを持つフカマルです。このフカマルは「フライングタイプ」の影薄ポケモンで、空中で相手の攻撃をかわしつつ、ゴツメアイスで相手を攻撃することができます。さらに、フライングタイプは草や地面タイプを弱点としていますが、影薄ポケモンの特性「ふしぎなうろこ」により、それらのタイプの攻撃を受けにくくなっています。
2匹目の影薄ポケモンは、レシラムです。「ドラゴンタイプ」のレシラムは、特性「はりきり」により、自分のHPが半分以下の時に攻撃力が上がります。そして、影薄を使って相手の攻撃を回避しながら、強力なドラゴンタイプの技で相手を倒していきます。さらに、影薄を使用することで「腕白」の特性を発動させることもできるため、相手の命中率を下げることもできます。
最後のポケモンは、「じめんタイプ」のゾロアークです。ゾロアークは「あくタイプ」の影薄ポケモンで、特性「イリュージョン」により、自分の姿を他のポケモンに変えることができます。これにより、相手のポケモンを欺くことができるため、不意打ちを仕掛けることができます。
以上の3匹の影薄ポケモンは、それぞれ強力な能力を持っており、ゲーチスの強さの秘密となっています。しかし、影薄を使っているために他の技を覚えることができないため、結局はそのポケモンのタイプや特性に依存することになります。そのため、必ずしも強いとは限りません。
最終回となる今回は、ゲーチスの影薄ポケモンたちを紹介しながら、彼の強さを検証してきました。影薄ポケモンは戦略次第では強力なポケモンとなりえますが、戦術を読まれたり、特有の弱点を突かれると簡単に敗北してしまうこともあります。そんな影薄ポケモンの魅力を存分に楽しめるゲーチスとの戦いが『ポケモンBW』の魅力の一つであり、最終回まで盛り上がりを見せたレジェンズZAのポケモンSVとなっています。
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