第8世代～第9世代のポケモンには、伝説のポケモンに次ぐ強さを持つ「準伝説ポケモン」が登場しています。今回は、その準伝説ポケモンたちのモチーフについて解説します。
まずは、第8世代の主要な準伝説ポケモンから見ていきましょう。まずは「レジェンドリー・レックウザ」。彼のモチーフは雷神や龍と言われています。そのため、彼の姿は龍のような大きな翼と鋭い角を持っています。また、天候を自在に操る力を持っているのも雷神と共通する特徴です。
次に登場するのは「プテラの化石」から復活した「ケイランド」。彼のモチーフは恐竜であり、その中でもケツァルコアトルという飛行恐竜がベースになっています。そのため、羽や翼のような特徴があり、頭部には鳥のような嘴もあります。
さらに、第8世代の準伝説ポケモンとして登場したのは「ジギガルデ」です。彼のモチーフは「ゴエモン」の伝承から取られており、そのため侍のような姿をしています。また、「オリジンフォルム」では地球を守るための急所「コア」が露出しており、その姿は忍者のような印象を与えます。
第9世代では、伝説のポケモンである「ゼルネアス」と「イベルタル」の準伝説ポケモンとして「カザナリア」と「ヤトガラス」が登場しました。二匹のポケモンのモチーフはそれぞれ「鳥」や「霊鳥」です。彼らの姿もそれぞれ武器や装飾品を持つファンタジー的な鳥のような姿をしています。
さらに、「ジャラランガ」は東洋の伝説に登場する青龍や、悪戯好きな妖精のような姿をしており、そのモチーフはとても多様です。また、「カメオーン」は幻の象徴とも呼ばれる白い虎や、古来より権力や高貴さの象徴とされた白いライオンからインスピレーションを受けています。
これらの準伝説ポケモンたちは、それぞれのモチーフから生まれた個性豊かな姿をしています。強さや美しさだけでなく、背景にある物語や文化を知ることで、より一層ポケモンを楽しむことができるでしょう。
