ポケモンマスターズEX（ポケマス）は2019年にリリースされたスマートフォン向けのポケモンタップアクションRPGです。 当初は、新規のポケモンファンや従来のポケモンゲームをプレイしたことがない人々を魅了し、大きなブームを巻き起こしました。しかし、最近では、オンラインゲームとしての人気は急速に低下しており、「オワコン化」の状態になっています。
その最大の原因の一つは、ポケマスでの禁止伝説ポケモンの使用が禁止されていることです。禁止伝説ポケモンとは、ポケモンマスターズEXにおいて限定キャラクターとして排出される、強力な能力を持つ伝説のポケモンのことです。このようなポケモンはガチャで排出されることが多く、プレイヤーは非常に高額な課金を行わなければ手に入れることができません。
そのため、禁止伝説ポケモンを使えるプレイヤーとそうでないプレイヤーの力の差が顕著に現れ、プレイヤー同士のバランスが悪くなりました。特に、PvP（プレイヤー同士の対戦）のポイント付与やイベント報酬などにおいて、禁止伝説ポケモンが大きな影響力を持つため、プレイヤーからの不満が高まっています。また、禁止伝説ポケモンの使用により、努力や戦略性よりも課金の方が重要視されるようになり、一般プレイヤーからの支持を得られなくなっています。
さらに、ポケマスでは各ポケモンに設定されたレアリティによって強さが異なるため、強力な禁止伝説ポケモンが排出されることにより、レアリティに関わらず強力なポケモンが軒並み存在することになりました。そのため、プレイヤーのモチベーションが低下し、ガチャを引くやる気が失われる原因となっています。
ポケマスは本来、リアルタイムで協力プレイを楽しむことがコンセプトのゲームであり、禁止伝説ポケモンの存在によりプレイヤー同士のチーム編成や協力が難しくなり、ゲームの楽しさが損なわれています。
以上のように、禁止伝説ポケモンの存在がポケマスの人気低下の大きな原因の一つとなっています。今後は、禁止伝説ポケモンの使用によるバランスの悪さを改善し、より多くのプレイヤーが楽しめるような対策が求められます。
