ポケモン図鑑は、ポケモンの総数が増えるにつれ、完成するまでの難易度が上がってきました。そこで、今回は歴代のポケモン図鑑の完成難易度について解説していきます。
第一世代のポケモン図鑑は、151種類のポケモンが収録されています。しかし、当時はインターネットや攻略サイトが普及しておらず、自分で捕まえたポケモンのみ図鑑に登録されるため、全てのポケモンを入手するのはかなり難易度が高いものでした。また、伝説のポケモンであるミュウはイベント限定でしか手に入らないため、図鑑の完成率が100％になることはほとんどありませんでした。
第二世代のポケモン図鑑は、251種類のポケモンが収録されました。前作と同様にイベント限定のポケモンがおり、全てのポケモンを入手するのは大変なものでした。しかし、第二世代ではインターネットが普及し、攻略サイトや交換機能が追加されたため、前作よりも完成難易度は低くなりました。
第三世代では、386種類のポケモンが収録され、新しい進化形態やタイプが追加されました。さらに、図鑑が分割されたため、一つの図鑑を完成させるだけでもかなりの難易度でした。しかし、これまでに比べると、インターネットで情報を得ることができるため、前作よりも図鑑の完成難易度は下がりました。また、今作ではポケモンの分類が細かくなり、ソーラービームが特定のポケモンにしか効かないなど、戦略性が高まったことも図鑑の完成を難しくしていました。
第四世代では、493種類のポケモンが収録されました。図鑑は引き続き分割されており、特定のゲームをクリアしないと入手できないポケモンもありました。また、伝説のポケモンが多く登場し、イベント限定でしか入手できないものもありました。さらに、前作までと比べると進化やタイプの変更が多く、図鑑の完成には多くの手間がかかりました。
第五世代では、649種類のポケモンが収録されました。図鑑は再び一つにまとめられましたが、ポケモンの分類が再び細かくなり、特定のポケモンを入手するためにはゲームクリアやイベント参加が必要なものもありました。さらに、通信機能が強化され、他のプレイヤーとの交換や対戦も可能になったため、図鑑を完成させるのは容易ではありませんでした。
第六世代では、721種類のポケモンが収録されました。新たにメガシンカというシステムが導入され、進化したポケモンも多く登場しました。また、新たにフェアリータイプが追加されたため、タイプの相性についても再考する必要がありました。さらに、インターネットの普及やスマートフォンアプリも登場したため、情報収集や交換が容易になりました。
第七世代では、802種類のポケモンが収録されました。新たなポケモンや新しいアローラの形態が追加され、既存のポケモンにも新たなライバルや進化形態が登場しました。さらに、ポケモンバンクというサービスが始まったため、過去作から登場したポケモンも入手可能になり、図鑑の完成率は全てのポケモンを入手することにより100％になることができました。
現在の第八世代でも、約900種類のポケモンが登場し、新たにダイマックスやギガントマックスといったシステムが導入されました。また、新たなポケモンや伝説のポケモンも登場し、図鑑の完成難易度はこれまで以上に高くなっています。しかし、インターネットやSNSを通して情報を共有することができ、ポケモンの交換や対戦もすぐに行えるため、図鑑を完成させることはより楽しくなりました。
以上が歴代のポケモン図鑑完成難易度の歴史です。新しいポケモンやシステムの登場により、図鑑の完成難易度はどの世代でも上がっていますが、インターネットや通信機能の発達により、楽しく挑戦することができます。今後も新しいポケモンやシステムが登場し、ポケモン図鑑の完成はますます難しくなっていくことが予想されますが、それもまたポケモンの魅力の一つと言えるでしょう。
