ポケモンの対戦ゲームにおいて、一部のポケモンが強すぎる環境を指して「ガチ対戦の闇」と呼ばれることがあります。この「闇」を象徴するようなポケモンの一つが、「サーフゴー」です。
サーフゴーは「技の守備の特性」を持つポケモンで、炎や氷などの特殊攻撃に対して極めて高い耐性を持っています。そのため、一部のポケモンを除いて、ほとんどの特殊攻撃がダメージを与えられません。さらに、サーフゴー自身も特殊攻撃が高く、体力もそれなりにあるため、相手を攻撃して倒すことができます。
このサーフゴーの登場により、一部のポケモンが完全に潰されてしまう状況が生まれました。例えば、炎の特殊攻撃が得意なポケモンはサーフゴーに全く通用せず、氷や電気の特殊攻撃を使ってもダメージが与えられません。このように、サーフゴーの強さによって、それ以外のポケモンが立ち回りに制限を受けることになりました。
この現象は、ゲーム内のバランスを崩してしまい、対戦の面白さや奥深さを失ってしまいます。さらに、サーフゴーが使われることを前提にチームを組まなければいけないため、ポケモンの選択肢も大きく制限されてしまいます。
この問題に対して、ゲーム開発側はバトルルールの変更や、別のポケモンの強化などを行うことで対応しています。しかし、サーフゴーのような強力なポケモンが登場することは今後もあり得るため、ゲームバランスの改善は長期的な課題となるでしょう。
