エピソードデルタは、ポケットモンスターのリメイク作品「オメガルビー・アルファサファイア」に追加されたストーリーの一つで、今までのメインストーリーとは異なる雰囲気のある内容です。私は初めてプレイした時、前評判で「最悪のエピソード」と言われていたので、正直大丈夫か心配でした。しかし、プレイしてみると本当に最悪だという評判に納得することになりました。
まず、エピソードデルタは主人公が異次元の世界に飛ばされてしまうという設定で始まります。その世界では、今までのポケモンとは全く違う外見をしたポケモンや、新たな種類が登場します。私は元々ポケモンの見た目にこだわりがないので、最初はそれほど引っかかりませんでしたが、プレイを進めるにつれてその世界観に馴染めないと感じるようになりました。
そして最大の問題は、ストーリーの展開やキャラクターの行動における不自然さです。主人公を裏切り勢力についてしまう仲間や、動機不明なボスキャラクターなど、何度も目を疑うような展開があります。また、ある重要なイベントでは主人公が辛い選択を迫られる場面がありますが、それに対する反応も不自然で、感情移入しにくいシーンでした。
さらに、エピソードデルタは、「オメガルビー・アルファサファイア」のメインストーリーをプレイしていないと理解しにくい箇所も多くありました。私も過去作をプレイしていなかったので、分からない部分が多くあり、結局ほとんどが謎のまま終わってしまいました。
しかし、最悪の評判にもかかわらず、エピソードデルタには良い点もあります。例えば、新しいポケモンやボスキャラクターのデザインは独特で印象的でしたし、挑戦の難易度も高く、プレイ中は緊張感を保つことができました。また、人々がエピソードデルタを楽しめている理由も、こうした要素があるからなのだと感じました。
結局、私は全体的にはエピソードデルタを楽しむことはできませんでした。前評判通り最悪のエピソードだと感じましたが、ポケットモンスターの世界観や魅力は失われていないので、今後の作品に期待したいと思います。
