ポケモンGOは、スマートフォンでポケモンを捕まえたり、バトルしたりするゲームです。しかし、日本を含めた多くの国では、都市部に比べて地方や田舎に住む人々にとってはゲームを楽しむのに不利な状況になっています。これを地域格差問題といいます。
まず、都市部と田舎ではポケストップ（ポケモンを捕まえたりアイテムを入手する場所）やジム（バトルを行う場所）の数が大きく異なります。都市部ではポケストップやジムが密集しており、歩いているだけでもたくさんの場所に立ち寄ることができますが、田舎ではそれらが限られてしまい、ポケモンが少なくなります。そのため、都市部のプレイヤーに比べて田舎のプレイヤーはポケモンを捕まえることが難しくなり、ゲームの楽しみ方に差が出てしまいます。
また、イベントで限定のポケモンが出現したり、特別なアイテムが手に入ることがあるのですが、その出現場所や手に入れる方法も都市部と田舎では大きな違いがあります。イベントに参加できないなど、都市部のプレイヤーに比べて田舎のプレイヤーは不利な状況に置かれてしまいます。
また、都市部では多くのプレイヤーが集まるため、会話や交流も強まりますが、田舎ではプレイヤー同士の交流が少なく、孤独な状態になることもあります。
これらの理由から、都市部と田舎のプレイヤーの間で、楽しみ方やゲームの進め方に大きな差が生まれてしまい、地域格差が生じています。地域格差が解消されるよう、ポケモンGOの運営側やプレイヤー自身も意識し、課題を解決するよう努める必要があります。
