ポケモンは、シリーズを通して様々なポケモンが登場し、多種多様な能力や特徴を持っています。それぞれのポケモンには個性や強さがあり、プレイヤーは自分の好きなポケモンを育成して戦いに参加することができます。
しかし、中には非常に細かい設定や特徴があるポケモンもあります。例えば、『ポケットモンスター』シリーズであるポケモンは種類や能力だけでなく、性別や個性など細かい部分まで設定できます。
そのため、プレイヤーが無知なまま育てたポケモンが悲惨な結果を招いてしまうこともあります。特に、歴代のポケモンの中には細かな設定が影響して弱くなったり、育てるのが難しくなったりするポケモンも存在します。
例えば、『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』に登場する「ヒコザル」は、特性が「てつのこぶし」であるために通常の技よりもコンボ技の威力が上がり、強力な「ダメおし」を覚えます。しかし、その特性のおかげで覚えることができる技が限られているため、バトルでトラブルを引き起こすこともあるのです。
また、「シャワーズ」は『ポケットモンスター X・Y』から「ドラウンドロ」という特性を覚えましたが、これが原因で仲間のポケモンをランダムに攻撃してしまうことがあります。さらに、「ヤジロン」は第四世代から「じゅうなん」という特性を持っていますが、これもまた味方のポケモンを攻撃してしまうことがあるのです。
他にも、授けられた技によって種族値が下がってしまう「転技木馬」や特殊な個体値や特性が必要な「ダークライ」など、設定が細かいポケモンは育成やバトルにおいてトラブルを引き起こすこともあるかもしれません。
ただし、「設定が細かい」こと自体が悪いというわけではありません。むしろ、さまざまな個性や特徴を持つポケモンが登場することにより、バトルの戦略性や戦闘の奥深さが増すとも言えるでしょう。
しかし、トレーナーとしては、自分の育てたポケモンが急にトラブルを引き起こしたり、弱い状態を招いたりするのは少し悲しいものです。そのため、ポケモンを育てる際には、細かな設定や特徴をしっかり把握しておくことでトラブルを避けることが大切です。
