やけた塔の門番は、ポケットモンスターの対戦環境において、第5世代(2010年〜2013年)に登場したブーバーとブーバーンというポケモンのことを指します。
第5世代では、特性「ひでり」を持つポケモンが強く、ひでりを活用した様々な戦術が注目されました。そんな中、ひでりを持っていることで特性「もらいび」を発動させることができるブーバーが注目されました。ブーバーは、相手のポケモンの特性をひでりに変えることで、ひでりを持たないポケモンを無力化することができるため、非常に強力な存在でした。
また、ブーバーンは第5世代で追加された技「シーンダクライ」があることで人気が高まりました。シーンダクライは、相手の特性を無効化することができるため、相手のポケモンにひでりを持っていても効果を発揮することができました。そのため、ブーバーンはひでりを持つ相手にも有効に戦えることから、やけた塔の門番と呼ばれるようになりました。
ブーバーとブーバーンの急激な人気により、第5世代の対戦環境ではほぼ必ずと言っていいほどチームに入れられるようになりました。その後も、第6世代(2013年〜2016年)や第7世代(2016年〜2020年)でも引き続き活躍し、今でもポケモンバトルにおいては強力な存在として知られています。
やけた塔の門番としてのブーバーとブーバーンの歴史は、ポケモンバトルの中でも非常に有名なものであり、今でも多くのプレイヤーから愛され続けています。
