「プレッシャー」とは、ポケットモンスターシリーズに登場する特性の一つです。この特性は、最初の実装は第二世代の金・銀・クリスタル版であり、当時は伝説のポケモンである「ミュウツー」のみが持っていました。
「プレッシャー」の特性の効果は、相手のポケモンが使える技のPP（ポイントパワー）を半分に減らすことでした。これにより相手のポケモンは、使える技の回数が減り戦いに不利になります。
その後、第三世代以降でも伝説のポケモンに多く見られる特性となり、伝説ポケモンの証とも言える存在となりました。しかし、第四世代以降では通常のポケモンでもこの特性を持つことができるようになり、伝説のポケモンだけが持っている特性ではなくなってしまいました。
さらに、第五世代では新たな特性「インファイトプレッシャー」が登場し、従来の「プレッシャー」よりも効果が大きいため、伝説のポケモンでもこの特性を持つものが多くなりました。そのため、「プレッシャー」は「インファイトプレッシャー」に取って代わられ、伝説ポケモンの証としての地位を失ってしまいました。
現在では、「プレッシャー」を持つポケモンは多くは使用されていませんが、伝説のポケモンだけが持つ証としての歴史があります。ポケモンの特性や技は時代とともに変化していきますが、古くから存在しているものほどファンの間での記憶やイメージが強く残っています。今後も「プレッシャー」はポケモンシリーズの一部としての歴史を刻んでいくことでしょう。
