ポケモンは、子どもから大人まで幅広い年齢層に人気のあるゲームやアニメで知られています。その中でも、ポケモンのキャラクターの中には、日本の伝統的な妖怪や神話をモデルにして作られたものがあります。今回は、ポケモンのモデルになった妖怪の中から特によく知られている10匹を紹介します。ただし、一部グロテスクな妖怪も含まれているため、閲覧には注意が必要です。
1. 鬼太郎 ⇒ ゲソルド
「ゲソルド」は、妖怪漫画『ゲゲゲの鬼太郎』に登場するキャラクター「河童」がモデルです。鬼太郎と同様に、川で暮らす妖怪で、ゲソルドの頭にある丸い突起物も河童の特徴の一つです。
2. 一つ目小僧 ⇒ ニャース
「ニャース」は、日本の伝説上の妖怪「一つ目小僧」がモデルです。長い尻尾や赤いリボン、人語を話すなど、ニャースは一つ目小僧の特徴を多く受け継いでいます。
3. 閻魔大王 ⇒ ヤドラン
「ヤドラン」は、日本の仏教世界で死後の裁きを担当する閻魔大王がモデルです。その巨大な身体と厳つい顔立ちは、閻魔大王のイメージを忠実に再現しています。
4. 妖怪猫又 ⇒ マオウ
「マオウ」は、日本の伝説上の妖怪「猫又」がモデルです。猫又は、猫の姿をした妖怪であり、マオウもその姿を再現しています。また、猫の鳴き声をまねることで人を惑わせる能力を持っているという共通点もあります。
5. ウツボット ⇒ ウツボツキング
「ウツボツキング」は、ウツボの口から体を出し、人間を捕らえる「画太郎」がモデルです。画太郎同様に、ウツボツキングも自分の巣を守るためなら人間も襲います。
6. カッパ ⇒ カメックス
「カメックス」は、日本で古くから伝わる妖怪「カッパ」がモデルです。カッパと同様に水中で生活し、甲羅には水をためることができます。
7. 河童 ⇒ アズマオウ
「アズマオウ」は、河童と同様に川や湖に生息する妖怪「オオカミ男」がモデルです。アズマオウは、オオカミ男同様に毒のある気体を発し、川を汚染することもあります。
8. 八岐大蛇 ⇒ ヒトカゲ
「ヒトカゲ」は、日本神話に登場する「八岐大蛇」がモデルです。ヒトカゲの体には火を吹くための穴があり、八岐大蛇が川から現れる際にも使用していたとされています。
9. 雪女 ⇒ カムカメ
「カムカメ」は、日本の冬に現れる雪女がモデルです。カムカメは、雪の上を滑って移動し、寒さを感じないことも雪女との共通点です。
10. 化猫カブト ⇒ カブトプス
「カブトプス」は、化け猫に似た外見を持つ妖怪「化猫カブト」がモデルです。カブトプスの頭部には大きな角があり、化猫カブトのような凶暴な性格を表しています。
以上が、ポケモンのモデルになった妖怪の一部です。ポケモンは子ども向けのゲームとしては知られていますが、その中には日本の伝統文化や妖怪文化をモチーフにして作られたものも多くあります。このように、ポケモンを通して日本の伝統を学ぶこともできるのです。
